ファスティングの目的や努力を打ち消してしまわない為に、回復食というものがあります。
回復食は食べる物だけではなく、食べ方も重要です。
それでは回復食期間や、回復食期間での正しい過ごし方、食事の方法、注意点などを見ていきましょう。
ファスティングに回復食が必要な理由は?
内臓が回復したとは言え、段階を踏まずに以前と変わらない食生活に戻すと、ファスティングで得た効果を失くしてしまいます。
回復食期間は、胃腸のリハビリとなる大切な期間なのです。
胃腸に負担がかかる
断食後は胃腸がリフレッシュした状態です。すぐに以前と変わらない食事をすると、胃腸に強い負担がかかってしまいます。
休暇後に繁忙期の仕事をいきなりすると、私たちも疲弊してしまうのと同じです。
デトックス効果を維持する為にも、胃腸に負担をかけない食事は必須となるのです。
リバウンドの防止
直前まで飢餓状態に近かった事もあり、体はエネルギーを脂肪に変換して溜め込みやすくなっている状態なので、要注意です。
リバウンドをさせない為にも、回復食をゆっくりと丁寧に食べる事が必要なのです。
デトックス効果の持続
ファスティング後は味覚の正常化に伴い、食材本来のうまみを味わえる様になり、少量の食事で満足ができる様になっています。
食生活が安定した事で、毒素が溜まりづらく太りづらい体となるのです。
ファスティングの回復食で気をつけること
気をつけるべき点は胃腸に負担をかけない様にすることで、意外と様々な視点から気をつける必要があります。
失敗しない為に重要な知識ですので、ぜひ参考にしてみてください。
液体から少しずつ固形物へシフトする
液体に近い食事から徐々に固形物に慣らす様にしていきます。おもゆやお粥がおすすめです。酵素ドリンクを併用していくと良いでしょう。そして少しずつ普通食へと戻します。
血糖値の急上昇を防ぐ為にも、よく噛んだり野菜から食べたりなどを意識してみてくださいね。
動物性の食品を避ける
動物性の食品はタンパク質や脂肪分などの消化しづらい成分が含まれています。
胃腸が回復したと言えども、ヘビーな食事はまだ時期尚早ですので、避ける様にしてください。
しっかりと段階を踏んで胃腸の回復期に取り組んでいきましょう。
化学調味料などの添加物を避ける
加工食品には、うま味を付ける為のアミノ酸などの化学調味料や、見ばえや日持ちを良くする為の添加物が使われています。
これらの多くは体内で消化や吸収がしづらく、毒素として溜まっていきやすいもの。
体調を悪くさせない為にも、避けるように心掛けましょう。
コンビニで買えるファスティングの回復食
お休みの土日になどにファスティングを行うと、回復食はどうしても平日になってしまい、なかなか自炊ができない方もいるかもしれません。
そんなときに手軽に準備ができるコンビニにも回復食向けの食品はありますので、ご紹介していきます。
- お粥
- 味噌汁(スープ)
- 豆腐
- 納豆
- 梅干
- おでん大根
しかしコンビニ食は添加物が多く含まれているので、あくまでも仕方のない時のみに取り入れてください。
手作りで作り置きしておくなど対策をするのも良いですね。
回復食の食べ方とおすすめの過ごし方
回復食期間は終わりが見えてくることで適当に済ませがちになりますが、焦らずに堪えましょう。
ここでは無添加の酵素ドリンク「The Fasting」を用いた例をあげていきます。ぜひ参考にしてくださいね。
回復食1日目
【朝】The Fasting60~70ml
【昼】おもゆ+The Fasting30~40ml
【夜】お粥+The Fasting30~40ml
初日の食事は特に固形物は避ける様にしてください。
なかでもおもゆはじっくりと胃腸を固形物に慣らしていく為にもおすすめです。
回復食2日目
【朝】The Fasting60~70ml
【昼】お粥+The Fasting30~40ml
【夜】まごわやさしい食+30~40ml
普通食に戻る際には、特によく噛むことを意識してください。
満腹中枢を刺激して少量でも満足ができるので回復食期間中に慣らしていきましょう。普通食に戻っても太りづらくなります。
回復食でファスティングを成功させよう!
回復食はなかなか奥深という事が分かったのではないでしょうか。
ゆっくり食べればOKではなく、お粥を食べればOKというわけでもありません。
これらを慎重に取り組んでいく事で、ファスティングの効果を最大限まで引き出せる様になるのです。
回復期間は健康体、そしてキレイに痩せる為の仕上げです。手を抜かずに取り組んでいきましょう。