オートファジーは空腹になると活性し、継続させると細胞の新陳代謝が繰り返され、若返りや不調の改善などの効果が見込めます。
ここでは、ファスティング中のオートファジーで最大限の効果が得る為の、おすすめの飲み物やNGなドリンクをご紹介していきます。
オートファジー中の飲み物は?
オートファジー機能を最大限活かすためには、飲み物にも気をつけなければいけません。
デトックスをする為のファスティングですから、余計な成分が入っていない飲み物を注意して選びましょう。
水・白湯
体内の毒素を出し代謝を上げる為には、良質な水は欠かせません。体を冷やさないようにする為にも、冷たい水ではなく常温で準備しましょう。
水道水であれば一度沸騰させて白湯にすると、カルキなどの不純物もない上に内臓を温め、冷え対策にもなるのでおすすめです。
酵素ドリンク
酵素ドリンクは必要最低限のエネルギーが含まれている為、ファスティング中に摂取すると不調が起こりにくくなります。
しかし世の中にはファスティング向けの酵素ドリンクが多く流通しています。発酵過程を重視しているものや、添加物などが入っていない品を選びましょう。
「The Fasting」という商品はその条件をクリアし、ファスティングを楽しくするために材料だけではなく美味しさも追求しています。
オートファジー中に避けたい飲み物
オートファジーを正しく活性させる為に、消化や吸収の時に負担になる様な飲み物はNGです。
お茶や豆乳など体に良さそうな飲み物にも落とし穴があります。そのほか、NGドリンクを紹介します。
コーヒー・紅茶・お茶
カフェインの代謝は人により異なりますが、分解するために内臓が働き酵素が消費されます。お茶も体に良いとされてはいますが、カフェインを含んでいるのでファスティング向けではありません。
カフェインは内臓を休ませる為にも控えましょう。
牛乳・豆乳・プロテイン
3つの共通点は、タンパク質が含まれていること、意外とカロリーが高いことです。
さらに牛乳は動物性脂肪になるので、どちらも消化や吸収のために内臓に負担をかけることになり、酵素も消費されるのでファスティングには向いていません。
清涼飲料水・野菜ジュース
清涼飲料水や野菜ジュースには、甘さを増すための人工甘味料をはじめとする添加物が多く含まれています。
ファスティング中に添加物や糖分を摂ることは、ファスティングの効果を薄めてしまいます。炭酸水は、胃腸を刺激し胃酸を分泌させ、空腹感がより増すので控えましょう。
アルコール
アルコール分解でも大量の酵素が消費されます。こうなると、ファスティングに必要な酵素まで奪われてしまうので、効果が望めなくなってしまいます。
ファスティングを成功させるためには、アルコールは控え、酵素を温存させておきましょう。
オートファジーを活性化させる際の注意点
OKな飲み物とNGな飲み物を紹介しましたが、飲み方の他にオートファジーの仕組みをフル活用するための注意点も紹介します。
1日2リットルの水を飲む
基本として、1日2リットルの水を10回以上に分けて飲むようにしましょう。
体にある老廃物を排出するためには大事なことです。
良質な塩分を摂る
水を飲み過ぎた場合、体内の塩分濃度が低くなり不調につながることがあります。
その対策として、卓上塩などの精製された塩ではなく、海塩などミネラルを豊富に含む良質な塩を適量摂取してください。
動物性タンパク質は避ける
肉や魚など動物性タンパク質は、消化しづらく酵素を大量消費してしまうと言われています。
また、吸収にもエネルギーを使い内臓を休ませられません。ファスティングには不向きな食材なので、控えるようにしましょう。
空腹感は我慢せず解消する
空腹が我慢できない時は、水を飲んでやわらげたり、良質な塩や梅干しなど塩気があるものを少し口に入れましょう。
それでも落ち着かない時は、すりおろした野菜や水分の多い果物を少量口に入れてみてください。
質のよい睡眠をとる
質の良い睡眠をとって成長ホルモンを分泌させるために、就寝3時間前までに食事を済ませ、寝る前にスマホやテレビを見ないようにするなど自分がリラックスできる環境を整えましょう。
質のよい睡眠は健康と美容のためになります。
飲み物で変わるファスティングの効果
ファスティングを成功させるために、飲み物にもこだわりを持つとよいですね。
オートファジーを最大限活かすことは、正しくファスティングが行えたこととなります。正しく賢くファスティングを行っていきましょう。